自家製、花と野菜の培養土レシピ
- アサマプランツ

- 8月26日
- 読了時間: 2分
🌱花と野菜の両方に対応できる自家製培養土は、植物の根張り・水はけ・栄養バランスを整えることがポイントです。以下に、自然素材を活かしたオーガニックな培養土レシピを、科学的な視点と実践的な手順でご紹介します。
🧪 自家製培養土の基本構成
材料 | 役割 | 配合比(目安) |
腐葉土 | 保水性・通気性・微生物供給 | 40% |
赤玉土(中粒) | 排水性・根の固定 | 30% |
バーミキュライト or もみ殻くん炭 | 通気性・保水性・微量ミネラル | 10〜15% |
堆肥(完熟) | 栄養供給・微生物活性 | 10〜15% |
米糠(少量) | 微生物のエサ・発酵促進 | 1〜2%(必要に応じて) |
※花中心ならバーミキュライト多め、野菜中心なら堆肥多めが理想。
🛠 作り方ステップ
① 材料を準備
腐葉土は完熟したもの(黒褐色で土の香りがする)を使用。
堆肥も完熟が必須。未熟だと根を傷める可能性あり。
② 材料を混合
大きめの容器やブルーシート上で、配合比に従って均一に混ぜる。
手で握って「しっとりまとまるが、水が滴らない」程度の水分が理想。
③ 熟成(任意)
混合後、1〜2週間寝かせると微生物が安定し、根に優しい土になる。
この間に米糠や乳酸菌液を少量加えると、発酵が進み土が柔らかくなる。
🌸 花と野菜に合わせた調整例
用途 | 調整ポイント |
花(パンジー・ペチュニアなど) | 水はけ重視 → 赤玉土・バーミキュライト多め |
野菜(トマト・葉物など) | 栄養重視 → 堆肥・腐葉土多め+微量ミネラル |
根菜(大根・ニンジン) | 土の柔らかさ重視 → もみ殻くん炭・腐葉土多め |
🌿 応用アイデア
微生物活性液(米糠+糖蜜+乳酸菌)を混ぜると、根圏環境がさらに良くなる。
木炭粉や竹炭粉を加えると、土壌の通気性と抗菌性が向上。
月暦に合わせて土づくりをすると、植物とのリズムが合いやすくなります。
✨ 詩的な締め
「土は、命の器。腐葉土は森の記憶。植物は自然の物語を編む。」



