植物と酢酸の関係
- アサマプランツ

- 2024年9月5日
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更新日:2025年8月23日

殺菌効果
酢酸は植物の葉面に散布することで、病原菌の生育を抑制し、植物を病害から守ることができます。
乾燥耐性の強化
酢酸を植物に与えることで、乾燥や干ばつに対する耐性が強化されることが研究で示されています。これは、酢酸が植物の代謝経路に影響を与え、乾燥ストレスに対する応答を促進するためです。
特にイネ科植物(トウモロコシ・コムギなど)で、効果が見られました。
土壌改良
木酢液(木炭製造時に発生する煙の成分を冷却して作る液体)には酢酸が含まれており、土壌の消毒や微生物の増殖を促進する効果があります。
酢酸は有機栽培においても重要な役割を果たしており、化学的に合成された肥料や農薬を使用しない農業従事者にとって強力な味方となります。
成長促進
酢酸は植物の成長を促進する効果があるとされています。適切な濃度の酢酸を使用することで成長が促進される可能性があります。
病害防止
酢酸には殺菌効果があり、病原菌の繁殖を抑制することができます。これにより病害を防ぐ効果が期待されます。
ストレス耐性の向上
酢酸を植物に与えると、ジャスモン酸という防御ホルモンが誘導されます。
ジャスモン酸は、乾燥・高温・病害虫などのストレスに対して植物が防御モードに切り替えるためのシグナル。
希釈率の目安(酢酸15%製品の場合)
希釈倍率 | 酢酸濃度(mM) | 主な効果 |
約100倍 | 約15 mM | ジャスモン酸誘導、乾燥耐性向上 |
約250倍 | 約6 mM | 軽度のストレス耐性強化、安全性高め |
※研究では10〜20mM程度の酢酸濃度で効果が確認されています。これは15%酢酸液を約100〜250倍に希釈した濃度に相当します。
✅ 使用時の注意点
酢酸は強酸性なので、原液使用はNG。必ず希釈して使いましょう。
葉面散布の場合は、まず低濃度から試して、植物の反応を見ながら調整するのが安全です。
酢酸の種類(食酢、木酢液、合成酢酸など)によって成分が異なるため、農業用に適した製品を選ぶのがベストです。



