ニチニチソウ(日々草)
- アサマプランツ

- 7月29日
- 読了時間: 4分
更新日:8月6日

🌸ニチニチソウ(日々草)は、夏の花壇や鉢植えにぴったりの丈夫な草花です。名前の通り、毎日花が咲くようい見えるほど連続開花するのが魅力。以下に詳しくご紹介します。
🌿 基本情報
項目 | 内容 |
学名 | Catharanthus roseus |
科名 | キョウチクトウ科 |
原産地 | マダガスカル |
草丈 | 約20〜50cm(品種により矮性〜高性あり) |
開花期 | 5月〜10月(長期間開花) |
花色 | 白・ピンク・赤・紫・複色など多彩 |
特徴 | 暑さ・乾燥・排気ガスに強く、初心者向け |

🪴 育て方のポイント
☀️ 光と置き場所
日当たりと風通しの良い場所が理想。
半日陰でも育つが、日照不足だと花付きが悪くなる。
💧 水やり
乾いたらたっぷりが基本。過湿は根腐れの原因に。
花びらに水がかかると傷みやすいので、株元に水を。
🌱 土と肥料
水はけの良い土を好む。鉢植えなら市販の培養土でOK。
開花期は液体肥料を週1回、または緩効性肥料を月1回。
✂️ お手入れ
花がら摘みは不要(自然に落ちる)が、落ちた花びらはカビ防止のため取り除く。
切り戻しをすると脇芽が増え、株姿が整う。
🌸 品種のバリエーション
タイプ | 特徴 |
矮性 | コンパクトで鉢植え向き |
高性 | 花壇でボリュームを出したいときにおすすめ |
這い性 | ハンギングやグランドカバーに最適 |
花形 | 一重・八重・風車咲き・フリンジ咲きなど多彩 |
🧪 注意点とトリビア
立ち枯れ病に注意:高温多湿で発生しやすい。風通しと水管理が予防の鍵。
毒性あり:全草にアルカロイドを含むため、誤食は危険。
花言葉:「楽しい思い出」「友情」「若いエネルギー」など。
日日草は、江戸時代中期に日本に渡来したとされ、意外にも古くから親しまれてきた花です。
🌱「日日草の挿し木チャレンジ
「日日草の挿し木チャレンジ」は、夏の花を手軽に増やす楽しみ方としておすすめです。種まきよりも早く花を楽しめるのも魅力。以下に、成功率を高めるための手順とコツをまとめました。
✂️ 挿し木の基本ステップ
挿し穂の準備
本葉が10〜14枚ほどの健康な茎を選ぶ。
葉が6枚程度残るように、脇芽のすぐ上でカット。
下葉は取り除き、残す葉は半分にカットして蒸散を防ぐ。
水揚げ処理
切り口を斜めにして水を吸いやすく。
数時間〜半日ほど水に浸ける(日陰で)。
挿し木用土の準備
赤玉土・鹿沼土・川砂など、肥料分のない清潔な土を使用。
ポットに土を入れ、割り箸などで穴を開けて挿し穂を差し込む。
管理と発根促進
明るい日陰に置き、乾燥させないように水やり(スポイトで根元に少量ずつ)。
発根促進剤(例:ルートン)を使うと成功率アップ。
発根の確認と植え替え
約2〜3週間で根が出始める。
根が1〜2cm以上になったら、培養土に植え替え。
緩効性肥料(例:マグアンプK)を土に混ぜて定植。
🧪 挿し木チャレンジのコツと注意点
気温は25℃前後が理想。高温すぎると蒸散が激しく、低温だと発根が遅れる。
直射日光と風はNG。葉がしおれる原因になります。
水挿しは不向き:日日草は水に挿しても発根しにくく、切り口が腐りやすいです。
🌸 挿し木後の楽しみ方
挿し木苗を寄せ植えにして色の組み合わせを楽しむ。
成長した苗をプレゼント用に育てるのも素敵。
品種ごとに花色や草姿が違うので、コレクション感覚で増やすのもおすすめ。
🌟 人気のおすすめ品種
品種名 | 特徴 | 花色・咲き方 | 草姿 |
サンダーシリーズ(サカタのタネ) | 耐暑性・開花性・丈夫さが抜群 | レッド・ピンク・ホワイト・ラズベリーなど/大輪 | 直立性・ボリュームあり |
ミニナツシリーズ | 極小輪で可憐、花数が多い | ピーチオレ・ホワイトレッドアイなど/小輪 | コンパクト・矮性 |
フリンジビンカ | 花弁がフリル状で華やか | フェアリーチークなど/フリンジ咲き | 矮性・寄せ植え向き |
しらゆきひめ | 細い花弁で風車のような咲き方 | 白・グリーンがかった色/風車咲き | 涼しげ・ハンギング向き |
藍染め絞り | 絞り模様が浴衣のように美しい | 紫系の絞り模様/中輪 | 花壇のアクセントに◎ |
🪴 草姿タイプ別の選び方
矮性種(コンパクト):寄せ植えや鉢植えに最適。例:ミニナツ、フリンジビンカ
高性種(直立):花壇の主役に。例:サンダーシリーズ
這性種(横に広がる):ハンギングやグラウンドカバーに。例:ニルバーナカスケード
🎨 色合わせのヒント
白系:爽やかでどんな花とも相性◎(しらゆきひめ、サンダーホワイト)
ピンク系:可愛らしく華やか(フェアリーチーク、サンダーピンク)
紫・絞り系:シックで涼しげ(藍染め絞り、ディープラベンダー)
気になるタイプはありましたか?寄せ植えや花壇のテーマに合わせて、ぴったりの品種を一緒に選びましょう🌿



