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ニチニチソウ(日々草)

更新日:8月6日



ニチニチソウ
ニチニチソウ

🌸ニチニチソウ(日々草)は、夏の花壇や鉢植えにぴったりの丈夫な草花です。名前の通り、毎日花が咲くようい見えるほど連続開花するのが魅力。以下に詳しくご紹介します。







🌿 基本情報


項目

内容

学名

Catharanthus roseus

科名

キョウチクトウ科

原産地

マダガスカル

草丈

約20〜50cm(品種により矮性〜高性あり)

開花期

5月〜10月(長期間開花)

花色

白・ピンク・赤・紫・複色など多彩

特徴

暑さ・乾燥・排気ガスに強く、初心者向け



ニチニチソウ
ニチニチソウ

🪴 育て方のポイント


☀️ 光と置き場所

  • 日当たりと風通しの良い場所が理想。

  • 半日陰でも育つが、日照不足だと花付きが悪くなる。

💧 水やり

  • 乾いたらたっぷりが基本。過湿は根腐れの原因に。

  • 花びらに水がかかると傷みやすいので、株元に水を。

🌱 土と肥料

  • 水はけの良い土を好む。鉢植えなら市販の培養土でOK。

  • 開花期は液体肥料を週1回、または緩効性肥料を月1回。

✂️ お手入れ

  • 花がら摘みは不要(自然に落ちる)が、落ちた花びらはカビ防止のため取り除く。

  • 切り戻しをすると脇芽が増え、株姿が整う。


🌸 品種のバリエーション


タイプ

特徴

矮性

コンパクトで鉢植え向き

高性

花壇でボリュームを出したいときにおすすめ

這い性

ハンギングやグランドカバーに最適

花形

一重・八重・風車咲き・フリンジ咲きなど多彩


🧪 注意点とトリビア


  • 立ち枯れ病に注意:高温多湿で発生しやすい。風通しと水管理が予防の鍵。

  • 毒性あり:全草にアルカロイドを含むため、誤食は危険。

  • 花言葉:「楽しい思い出」「友情」「若いエネルギー」など。


日日草は、江戸時代中期に日本に渡来したとされ、意外にも古くから親しまれてきた花です。


🌱「日日草の挿し木チャレンジ


「日日草の挿し木チャレンジ」は、夏の花を手軽に増やす楽しみ方としておすすめです。種まきよりも早く花を楽しめるのも魅力。以下に、成功率を高めるための手順とコツをまとめました。


✂️ 挿し木の基本ステップ


  1. 挿し穂の準備

    • 本葉が10〜14枚ほどの健康な茎を選ぶ。

    • 葉が6枚程度残るように、脇芽のすぐ上でカット。

    • 下葉は取り除き、残す葉は半分にカットして蒸散を防ぐ。

  2. 水揚げ処理

    • 切り口を斜めにして水を吸いやすく。

    • 数時間〜半日ほど水に浸ける(日陰で)。

  3. 挿し木用土の準備

    • 赤玉土・鹿沼土・川砂など、肥料分のない清潔な土を使用。

    • ポットに土を入れ、割り箸などで穴を開けて挿し穂を差し込む。

  4. 管理と発根促進

    • 明るい日陰に置き、乾燥させないように水やり(スポイトで根元に少量ずつ)。

    • 発根促進剤(例:ルートン)を使うと成功率アップ。

  5. 発根の確認と植え替え

    • 約2〜3週間で根が出始める。

    • 根が1〜2cm以上になったら、培養土に植え替え。

    • 緩効性肥料(例:マグアンプK)を土に混ぜて定植。


🧪 挿し木チャレンジのコツと注意点


  • 気温は25℃前後が理想。高温すぎると蒸散が激しく、低温だと発根が遅れる。

  • 直射日光と風はNG。葉がしおれる原因になります。

  • 水挿しは不向き:日日草は水に挿しても発根しにくく、切り口が腐りやすいです。


🌸 挿し木後の楽しみ方


  • 挿し木苗を寄せ植えにして色の組み合わせを楽しむ

  • 成長した苗をプレゼント用に育てるのも素敵。

  • 品種ごとに花色や草姿が違うので、コレクション感覚で増やすのもおすすめ。



🌟 人気のおすすめ品種


品種名

特徴

花色・咲き方

草姿

サンダーシリーズ(サカタのタネ)

耐暑性・開花性・丈夫さが抜群

レッド・ピンク・ホワイト・ラズベリーなど/大輪

直立性・ボリュームあり

ミニナツシリーズ

極小輪で可憐、花数が多い

ピーチオレ・ホワイトレッドアイなど/小輪

コンパクト・矮性

フリンジビンカ

花弁がフリル状で華やか

フェアリーチークなど/フリンジ咲き

矮性・寄せ植え向き

しらゆきひめ

細い花弁で風車のような咲き方

白・グリーンがかった色/風車咲き

涼しげ・ハンギング向き

藍染め絞り

絞り模様が浴衣のように美しい

紫系の絞り模様/中輪

花壇のアクセントに◎


🪴 草姿タイプ別の選び方

  • 矮性種(コンパクト):寄せ植えや鉢植えに最適。例:ミニナツ、フリンジビンカ

  • 高性種(直立):花壇の主役に。例:サンダーシリーズ

  • 這性種(横に広がる):ハンギングやグラウンドカバーに。例:ニルバーナカスケード


🎨 色合わせのヒント

  • 白系:爽やかでどんな花とも相性◎(しらゆきひめ、サンダーホワイト)

  • ピンク系:可愛らしく華やか(フェアリーチーク、サンダーピンク)

  • 紫・絞り系:シックで涼しげ(藍染め絞り、ディープラベンダー)


気になるタイプはありましたか?寄せ植えや花壇のテーマに合わせて、ぴったりの品種を一緒に選びましょう🌿

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