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お花の豆知識

更新日:8月2日

花の世界は奥が深くて、知れば知るほど面白いですよ。今回は、ちょっと意外で話のネタになるような花のトリビアをご紹介しますね。




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🌺 赤いスイートピーは、松田聖子の歌から生まれた

1980年代に大ヒットした「赤いスイートピー」。実は当時、赤いスイートピーは存在しておらず、歌の影響で品種改良が進み、後に誕生したという逆転現象が起きました。



🌿 植物にも“におい”で会話する能力がある

植物は、揮発性化合物(VOC)を使って、周囲の植物に「虫が来たぞ!」と警告を出すことがあります。まるで森の中で密やかに交わされる“植物語”ですね。


🌸 桜の香りの正体は「クマリン」

桜餅の葉の香りや、桜の香水の香りの元は「クマリン」という成分。抗菌作用があり、リラックス効果もあるとされています。



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🌻 ヒマワリの語源は「日廻り」

ヒマワリは若い時期に太陽を追う性質があり、そこから「日廻り(ひまわり)」と呼ばれるようになりました。成熟すると東を向いたまま動かなくなるのも面白いですね。




🧪 植物にも“血液型”がある

植物の細胞膜にある糖鎖の構造によって、人間のA型・B型・AB型・O型に似た分類ができるという研究があります。これは植物の病害耐性や移植適性の研究にも応用されています。


🧤 サボテンのトゲは“葉”だった

サボテンのトゲは、実は進化した葉。乾燥地帯で水分の蒸発を防ぐために、葉がトゲに変化したんです。つまり、あの痛そうなトゲは「葉っぱの成れの果て」なんですね🌵


🌸 桜の葉には毒がある?

桜餅に巻かれている葉っぱ、実は「クマリン」という微量の毒性成分を含んでいます。でもご安心を。少量なら人体に害はなく、抗菌作用があるため、昔の人は保存性を高めるために使っていたんです。



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🌹 バラは5000万年前から存在していた

バラは化石記録によると約5000万年前から地球に存在していたとされ、まさに“花の女王”にふさわしい歴史を持っています。クレオパトラもバラの香りを愛し、宴の床に敷き詰めたという逸話も。






🌷 チューリップ・バブルって知ってる?

17世紀のオランダでは、チューリップの球根が金より高値で取引されるほどの投機対象に。最盛期には1球で家が買えるほどの価格にまで高騰し、やがてバブル崩壊へ…。まさに“花の経済事件”です。


🌼 ソメイヨシノは全部クローン

日本中で見られるソメイヨシノは、1本の原木から接ぎ木や挿し木で増やされたクローン。だから一斉に咲いて一斉に散るんですね。観測やお花見にぴったりな理由がここにあります。


🌻 ヒマワリはずっと太陽を追いかけるわけじゃない

「ヒマワリは太陽を追う」と言われますが、それは成長期の若い株だけ。成熟すると東を向いたまま動かなくなります。つまり、あの“太陽を追う”姿は青春時代限定なんです🌞


🌼 ラフレシアは世界最大&最臭の花

  1. 東南アジアに生息するラフレシアは、直径1m以上にもなり、腐肉のような臭いを放ちます。

  2. ハエを呼び寄せて受粉させるための戦略です。


🍃竹の花が咲くと竹林が一斉に枯れる

  • 竹は地下茎でつながっているため、同じタイミングで開花→枯死する現象が起こります。

  • 60〜120年に一度しか咲かないため「不吉の前兆」とも言われます。


🌼 サンカヨウは濡れると透明になる花

  • 雨に濡れると花びらがガラスのように透明になる幻想的な花です。

  • 透明になるのは開花期間中の限られた条件下のみ。



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