top of page

🌸アジサイの育て方(紫陽花爆咲のメソット)

更新日:8月27日




ree

アジサイの咲かせ方について、以下のポイントを押さえまでしょう。


1. 植え付け

  • 時期: 植え付けは春(3月中旬以降)か梅雨の時期(6月頃)が適しています1

  • 場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所を選びましょう。ただし、直射日光が長時間あたる場所は避け、半日陰が理想的です全く日が当たらない場所では花が咲きにくくなります


2. 土壌

  • 土の準備: 水はけが良く、保水性のある土を好みます。赤玉土と腐葉土を混ぜた土が適しています

  • 酸性度: 土の酸性度によって花の色が変わることがあります。酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色になります


3. 水やり

  • 頻度: アジサイは水を好む植物です。特に夏場は乾燥しやすいので、朝晩の2回水やりを行うと良いでしょうアジサイは水を好む植物です。特に鉢植えの場合、水切れを起こすと花が咲かないことがあります


4. 肥料

  • 時期: 冬と夏~初秋に肥料を与えます。冬はゆっくり効くタイプの肥料、夏~初秋は速効性の肥料が適しています肥料が不足していると花が咲かないことがあります。また、窒素分( 油かす、魚かす、尿素、硫安)が多すぎると葉ばかりが茂り、花が咲かないこともあります


5. 剪定

  • 時期: 花が終わった後、2・3節目の上で剪定が良いでしょう。秋には新しい花芽が形成されるので、剪定は9月中旬までに済ませましょう


6. 冬の管理

  • 寒さ対策: 寒冷地では寒風対策を行い、鉢植えの場合は風の当たらない場所に移動させると良いでしょう冬の寒風に当てすぎると花芽が枯れてしまうことがあります

    地植えなら寒冷紗、不織布などで防寒を。


アジサイは比較的育てやすい植物ですが、適切な管理を行うことで毎年美しい花を楽しむことができます。他に質問があれば、どうぞお知らせくださいね。


剪定の方法詳細


ree

紫陽花の剪定方法についてお伝えしますね。

アジサイの花芽は、通常10月頃にその年に伸びた枝の先端部に形成され、通常約8ヶ月から9ヶ月後の翌年の初夏から夏にかけて開花します。

剪定しすぎると翌年の花が咲きません以下を参考にしてください。


  • 花後の剪定: 紫陽花の花が終わったら、(7〜8月)までに済ませると良いです。花が終わった枝の2・3節目の上をカットしますアジサイは前年の秋に花芽を作ります。剪定の時期が遅すぎたり、剪定位置が適切でないと、花芽を切り落としてしまうことがあります。

  • 花が咲かなかった枝は剪定せずに残します


ポイント

  • 剪定後は、鉢植えの場合は植え替えを行いましょう

  • 剪定時期が遅いと、秋にできた花芽を切り落としてしまい、

    翌年の花が咲かないことがあるので注意が必要です


🌿アジサイの「休眠」と「休眠打破」

アジサイの「休眠」と「休眠打破」は、冬越しや挿し木の成功に関わる重要なテーマですね。以下に詳しくご説明します。


💤 アジサイの休眠とは?

  • 時期:晩秋〜冬(11月〜3月頃)

  • 状態:葉を落とし、地上部の活動を停止。代謝を最低限に抑え、寒さから身を守る。

  • 目的:18℃以下の低温で花芽分化を促す。

    低温や乾燥などの厳しい環境に耐えるための「生存戦略」

  この時期は剪定や挿し木に適しており、特に「休眠枝挿し」が可能になります。


🌱 休眠打破とは?

  • 定義:休眠状態から目覚め、再び成長を始めること

  • 主な刺激

    • 低温刺激:0〜12℃の寒さに一定期間さらされることで、芽が目覚める

    • 日照時間の変化:日が長くなることで成長ホルモンが活性化

    • 水分・湿度の変化:土壌の含水量が増えると活動再開の合図になる。


春先の気温上昇とともに、アジサイは新芽を出し始めます。特に鉢植えの場合は、日当たりや水管理が休眠打破のタイミングに影響します。


✂️ 休眠枝挿しのポイント

  • 挿し穂の準備:落葉期に2〜3節の枝を切り、水揚げしてから挿す

  • 用土:赤玉土や鹿沼土など、水はけと保水性のバランスが良いもの

  • 管理

    • 発根まで乾燥を避ける

    • 寒風や霜から守る(ビニール袋や軒下での管理が有効)

    • 半日陰で育てることで用土の乾燥を防ぐ


🌸 休眠打破後の育て方

  • 鉢上げ:3〜4月頃に発根を確認し、培養土で鉢上げ

  • 水やり:根が定着するまで水切れに注意

  • 日照管理:品種に応じて日向〜半日陰へ移動


もし、挿し木で翌年に花を咲かせたい場合は、花芽付きの枝を使うという裏技もあります。


🌸アジサイの花芽分化


アジサイの花芽分化は、翌年の美しい開花を左右する重要なプロセスです。以下に詳しく解説します。


🌱 花芽分化とは?

  • 定義:アジサイが「花を咲かせる準備」を始めること。葉芽とは異なり、花を咲かせるための芽が形成されます。

  • 時期:主に9月〜11月にかけて、枝の内部で静かに進行します。

  • 場所:枝の先端(頂芽)や太く充実した側枝に分化しやすいです。


🔍 花芽と葉芽の見分け方

特徴

花芽

葉芽

大きさ

やや大きい

小ぶり

形状

尖っている

丸みがある

位置

枝の先端や短い枝の上

枝から直接芽吹く

ree

冬になると違いがはっきりしてくるので、剪定時に見分けやすくなります。


☀️ 花芽分化を促す育て方

  • 日照管理:9月中旬以降は直射日光を避けつつ、十分な光合成を促す

  • 水やり:乾燥を防ぎ、葉焼けしないように注意

  • 肥料

    • 9月:速効性の液肥を少量施す

    • 10月以降:肥料は控える(枝が徒長し、寒さに弱くなるため)


✂️ 剪定の注意点

  • 花芽分化は前年の秋に起こるため、剪定は花後すぐ(7~8月)までに済ませる必要があります。

  • 秋以降に剪定すると、翌年の花芽を切ってしまう可能性があるので注意!


🌸 ちょっとした豆知識

アジサイの花芽は2年かけて開花することもあります。特に頂芽は開花率が高く、脇芽は個体差があります。そのため、剪定では頂芽を残すようにすると、翌年の開花が期待できます。



bottom of page