top of page

初心者でも大丈夫!華やかなダリアの育て方ガイド

夏から秋にかけて花壇を華やかに彩るダリア。大きく美しい花が魅力で、初心者からベテランガーデナーまで幅広い人気を集めています。でも「育てるのが難しそう…」と感じていませんか?実はポイントを押さえれば、だれでも楽しめるんです!


ダリアの特徴と魅力

ダリアはメキシコ原産の球根植物で、色や形のバリエーションがとても豊富。小さなポンポン咲きから直径30cmを超える大輪まで、多彩な花姿がガーデンを一気に華やかにしてくれます。


育て方の基本ステップ


1. 植え付けの時期と場所

ダリアは**春(4月〜5月)**に球根を植え付けます。日当たりが良く、風通しの良い場所がベスト。水はけの良い土を用意して、球根は芽を上にして浅く植えます。


2. 水やりと肥料

土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。過湿は球根の腐敗の原因になるので注意を。開花期には液体肥料を月2回程度与えると、花付きが良くなります。


3. 支柱立てと花がら摘み

背の高くなる品種は支柱が必須。茎が倒れないように早めに支えを立てておきます。咲き終わった花をこまめに摘み取ると、次々と新しい花が咲いてくれます。


4. 冬越しの方法

寒さに弱いダリアは、秋の終わりに掘り上げて球根を保存します。乾燥させてから新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所で保管すると、翌年もまた花を咲かせられます。



ダリアの仕立て方ガイド


1. 摘心(ピンチ)で枝数を増やす

若苗の段階で本葉が5~6枚になったら、茎の先端を切り落とすことで、脇芽の成長を促します。これにより、横に広がったボリュームのある株になり、花数も増えます。


2. 芽かきで花の質を高める

たくさん咲かせたい場合はすべての芽を残しますが、大輪を狙う場合は元気な主芽を残して他の芽は摘み取ると、花がより大きくなります。


3. 支柱を使って茎を支える

中〜大型品種は風や重みに弱く、倒れやすいため支柱が必須です。苗が小さいうちに支柱を立てて、茎に沿わせて軽く紐で結びつけておきましょう。


4. 摘花で株の体力を調整する

咲きすぎると株が疲弊してしまうことも。余分な蕾や咲き終わった花をこまめに切り取ることで、次の花にエネルギーが行き渡ります。


5. 咲かせる位置を考えて剪定する

見せたい方向に花を向けたり、高さをそろえたりするために、茎の長さを調整したり、内向きの枝を切り落としたりして、全体のフォルムを整えます。

品種によって仕立て方のコツが異なる場合もあるので、育てている品種に合わせて工夫すると、より理想的な姿になります。

bottom of page