ヒャクニチソウ・百日草・ジニア(Zinnia)爆咲のメソット
- アサマプランツ

- 6月24日
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更新日:8月27日

ヒャクニチソウ(百日草)、英名では「ジニア(Zinnia)」と呼ばれるこの花は、夏から秋にかけて長く咲き続けることからその名がつきました。
メキシコ原産のキク科の一年草で、色鮮やかで丈夫、そして育てやすいことから、ガーデニング初心者にも人気の高い花です。
1. 種まきのタイミング
種まきは4月~6月が適期。地温が十分に上がってからが発芽しやすくなります。
直まきもポットまきも可能。発芽温度は20〜25℃。
2. 植え付け場所と土
日当たりと風通しの良い場所がベスト。日陰では花付きが悪くなります。
水はけの良い土を好みます。市販の草花用培養土でOK。
3. 水やりと肥料
土の表面が乾いたらたっぷり水やり。株もとに給水しない。過湿には注意。
月に1~2回、薄めた液体肥料を与えると開花がよくなります。
4. 摘芯、下葉、花がら摘み
本葉が6~8枚くらいになったら摘芯(ピンチ)をして、脇芽を増やすと株がこんもり育ちます。
変色した下葉を摘み取りましょう。風通しが良くなって病気を予防できます。
枯れた花はこまめに摘み取りましょう。次の花を咲かせるエネルギーにつながります。
5. 害虫と病気の対策
うどんこ病が出やすいので、風通し、水はけをよくして予防をしましょう。
アブラムシやハダニにも注意。早めに発見してスプレーで対処を。
ヒャクニチソウは咲き始めると秋の終わりごろまで次々と咲き続けます、本当に“百日咲く”頼もしい存在です。品種によって草丈や花色がさまざまなので、花壇づくりや切り花に最適。

6.ヒャクニチソウの特徴
開花期間:5月〜11月と非常に長く、次々と花を咲かせます。
花色と形:赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・緑など多彩。咲き方も一重、八重、ダリア咲き、カクタス咲きなど豊富。
草丈:品種によって15cm〜1m以上と幅広く、花壇・鉢植え・切り花に対応。
耐暑性:非常に強く、真夏の直射日光にも負けません。
🌟 人気のおすすめ品種
品種名 | 特徴 | 草丈 | 花色・咲き方 |
プロフュージョンシリーズ | 病気に強く、花が次々咲くセルフクリーニング性 | 約30cm | 赤・白・黄・ピンクなど/一重・八重 |
ザハラシリーズ | 暑さ・乾燥に強く、花色豊富 | 約40cm | オレンジ・ライム・複色など/一重・八重 |
ドリームランド系 | 大輪で華やか、花壇の主役に | 約30cm | ピンク・赤・黄など/八重咲き |
サンシリーズ | ダリア咲きの大輪で存在感抜群 | 約60cm | 赤・黄・白など/ダリア咲き |
リネアリス(細葉百日草) | 細葉でコンパクト、寄せ植えに◎ | 約20〜30cm | オレンジ・白・黄/一重咲き |

🦋 蝶を呼ぶなら…
昔ながらの一重咲きのジニア・エレガンス系が蜜が豊富でおすすめです。特にアゲハやツマグロヒョウモンがよく訪れますよ。
🪴 寄せ植えにおすすめの組み合わせ
ジニア × ハツユキカズラ × アメリカンブルー(爽やか系)
ジニア × セロシア × コリウス(ビタミンカラー系)
ジニア × 観賞用トウガラシ × パープルファウンテングラス(秋のシック系)



