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胚乳種子(はいにゅうしゅし)

胚乳種子(はいにゅうしゅし)とは、種子の中に胚乳という組織を持つ種子のことです。胚乳は、種子が発芽するまでの間、胚に栄養を供給する役割を果たします。胚乳を持つ種子は「有胚乳種子」と呼ばれ、胚乳を持たない種子は「無胚乳種子」と呼ばれます

例えば、イネ科の植物(お米や小麦など)は有胚乳種子の代表例です。一方、マメ科の植物(大豆やインゲン豆など)は無胚乳種子の代表例です

胚乳種子には主に2つの種類があります:有胚乳種子無胚乳種子です。

有胚乳種子

  • イネ科:お米、小麦、トウモロコシなど

  • カキノキ科:柿の種子

無胚乳種子

  • マメ科:大豆、インゲン豆、エンドウ豆など

  • アブラナ科:ナズナ、ダイコンなど

これらの種子は、それぞれ異なる方法で胚に栄養を供給し、発芽をサポートします。どちらの種類の種子も、植物の生存と繁殖において重要な役割を果たしています。


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