実がなる観葉植物
- アサマプランツ

- 2024年9月2日
- 読了時間: 10分
更新日:2025年8月2日
実がなる観葉植物は、見た目の美しさだけでなく、収穫の楽しみもありますね。以下はいくつかのおすすめの実がなる観葉植物です。

1.パイナップル(アナナス)
観葉植物としても人気があり、実がなるとインテリアとしても楽しめます。
パイナップル(学名:Ananas comosus)は、果物としても観葉植物としても人気の高い熱帯植物です。以下に、栽培・特徴・文化的背景などを詳しくまとめました。
🌿 基本情報
項目 | 内容 |
学名 | Ananas comosus |
科名 | パイナップル科(アナナス科) |
属名 | アナナス属(Ananas) |
原産地 | 南米(ブラジル、パラグアイ周辺) |
草丈 | 約50〜150cm(鉢植えでは80cm前後) |
特徴 | 剣状の葉、集合果(複数の果実が融合した果実) |
花の色 | 紫〜赤色、小さな花が密集して咲く |

🪴 育て方のポイント
☀️ 光と置き場所
日当たりの良い場所が理想。室内では南向きの窓辺など。
夏場は直射日光を避け、冬場は寒さ対策が必要。
💧 水やり
春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷり。
冬:控えめに。根腐れに注意。
🌡️ 温度管理
耐寒性は弱め。最低でも10℃以上を保つ。
日本では沖縄などを除き、鉢植えでの管理が一般的。
🌱 肥料
成長期(5〜10月)に緩効性肥料を月1回程度。
冬は肥料不要。
🍍 実の特徴と収穫
果実は集合果で、花序の軸・花托・子房が融合して肥大化。
苗植えから約18ヶ月で収穫可能。
熟すと甘みと酸味が強く、果汁が豊富。
冠芽(果実の上の葉)を挿し木して増やすことも可能。
🌸 花と繁殖
花は小さく、紫色でらせん状に密集。
受粉しなくても果実ができることが多い。
吸芽(葉の付け根から出る芽)で増殖するのが一般的。
🧵 パイナップルの文化と利用
葉から繊維を採取し、フィリピンでは「ピニャ布」として礼服に使われる。
果汁に含まれるブロメラインはタンパク質分解酵素で、肉を柔らかくする効果あり。
漢名は「鳳梨(ほうり)」。鳳凰の尾羽に似ていることから命名されたとされます。
🌱 観葉植物としてのアナナス
アナナスはパイナップル科の植物全体の総称。
鑑賞用の品種(例:バリエガツス)は葉に斑が入り、観賞価値が高い。
鉢植えでも果実がつくことがあり、スナックパインなどの品種は家庭栽培向き。
形態: 多年草
収穫期: 不定期
栽培方法
植える時期: 5〜8月頃が適しています。
栽培場所: 直射日光が長時間当たる場所が理想です。
土壌: 排水性の良い酸性土壌を好みます。観葉植物用の土に鹿沼土を2割ほど混ぜると良いでしょう。
水やり: 土が乾きすぎない程度に水やりをします。
肥料: 春から秋の生長期には月に1回程度、油かすと骨粉を6:4の割合で混ぜたものを与えます。
冬の管理
耐寒性: パイナップルは寒さに弱く、耐寒温度は5℃程度です。冬場は室内に取り込むか、霜に当たらない場所に移動させましょう。
増やし方
クラウン挿し: 果実の上部にある葉の部分(クラウン)を切り取り、切り口を乾かしてから土に挿します。
収穫
収穫までの期間: 植え付けから約2〜3年かかります。
収穫時期: 甘い香りがするようになったら収穫のサインです。
パイナップルの栽培は少し時間がかかりますが、育てる楽しみがあります。
2.コーヒーの木
小さな白い花が咲き、その後に赤い実がなります。実を収穫してコーヒーを作ることもできます。
観葉植物としても人気があり、育て方次第では白い花や赤い実(コーヒーチェリー)を楽しむこともできます。以下に詳しくご紹介します。
🌿 基本情報
項目 | 内容 |
学名 | Coffea arabica(アラビアコーヒーノキ) |
科名 | アカネ科 |
原産地 | エチオピアなどアフリカ中部 |
樹高 | 自然樹高は3〜8m(鉢植えでは1〜2m程度) |
特徴 | 艶やかな葉、白い芳香の花、赤い実 |
生育温度 | 15〜25℃(寒さに弱い) |

🪴 育て方のポイント
☀️ 光と置き場所
明るい日陰〜半日陰が理想。直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しの光がベスト。
夏は遮光、冬は窓際で日光を確保。
💧 水やり
春〜秋:表土が乾いたらたっぷり。
冬:控えめに。乾かし気味に管理。
🌡️ 温度管理
冬は10℃以上をキープ。寒さに弱いため、室内での管理が基本。
🌱 肥料
5〜10月:緩効性肥料を月1〜2回。
冬は肥料不要。
✂️ 剪定
樹形が乱れたら春〜初夏に剪定。
下葉が落ちやすいため、通風を確保。
🌸 花と実の楽しみ方
花:白くて芳香があり、葉の付け根に咲く。
実:赤く熟した果実の中に2粒の種(コーヒー豆)が入っている。
実がなるまでには数年かかることもありますが、育てる楽しみは格別です。
🌱 挿し木・種まきでの増やし方
種まき:赤い実から取り出した種を清潔な土にまいて発芽させる。
挿し木:一般的には難しいとされますが、発根剤を使えば成功する可能性もあります。
環境
温度: 年間を通じて15〜24℃が理想的です。
光: 明るい間接光が最適です。直射日光は避けましょう。
湿度: 高湿度を好むので、乾燥しすぎないように注意します。
土と鉢
土: 水はけの良い土を使用します。ピートモス、パーライト、バーミキュライトの混合土が良いです。
鉢: 底に排水穴のある鉢を使用します。
水やり
頻度: 土の表面が乾いたら水を与えます。過剰な水やりは根腐れの原因になるので注意が必要です。
方法: 鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。
肥料
時期: 成長期(春〜秋)に2ヶ月に1回、緩効性の化成肥料を与えます。
方法: 鉢の縁に置き、水やりのたびに少しずつ溶け出すようにします。
剪定と植え替え
剪定: 大きくなりすぎた枝や不要な枝を春に剪定します。
植え替え: 1〜2年に1回、根詰まりを防ぐために植え替えを行います。適期は5〜8月です。
病害虫対策
害虫: アブラムシやカイガラムシに注意します。見つけたらすぐに駆除しましょう。
コーヒーの木は観葉植物としても楽しめますし、数年後にはコーヒーチェリーを収穫で
きるかもしれません。育てる過程を楽しんでくださいね!
3.レモンの木
🍋レモンの木は、香り高く爽やかな果実を実らせる人気の果樹で、庭木や鉢植えとしても楽しめます。以下に、育て方や特徴を詳しくご紹介します。
🌿 基本情報
項目 | 内容 |
学名 | Citrus limon |
科名 | ミカン科 |
原産地 | インド・ヒマラヤ東部 |
樹高 | 2〜4m(鉢植えでは1〜2m程度) |
特徴 | 常緑高木、白い花、黄色い果実 |
開花時期 | 春・夏・秋(四季咲き性) |
収穫時期 | 秋〜冬(11〜12月が最盛期) |

🪴 育て方のポイント
☀️ 光と置き場所
日当たりの良い場所が理想。風通しも良く、寒風を避ける。
鉢植えの場合は冬に室内へ移動できると安心。
💧 水やり
春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷり。
冬:控えめに。週1回程度が目安。
🌡️ 温度管理
最低気温は-3℃以上が必要。寒冷地では鉢植えで管理。
冬は霜よけやマルチングで防寒対策を。
🌱 肥料
年間で3月・6月・10月・11月に緩効性肥料を施す。
葉が黄色くなる場合は液体肥料で補う。
✂️ 剪定と植え替え
剪定:2〜3月が適期。混み合った枝や下向きの枝を整理。
植え替え:鉢植えは2〜3年に1回。春(3〜4月)がベスト。
🍋 実の楽しみ方と収穫
自家結実性があり、1本でも実がなる。
実は開花から約6ヶ月で収穫可能。
熟す前の青い果実も料理に使える。
果皮ごと使える無農薬栽培も人気。
🐛 病害虫と対策
害虫・病気 | 対策方法 |
アゲハ蝶の幼虫 | 卵や幼虫を早期に除去 |
カイガラムシ | 歯ブラシなどでこすり落とす、風通しを確保 |
かいよう病 | 傷口から感染。剪定時にトゲを除去し予防 |
🧧 文化・風水的な意味
黄色い果実は金運アップの象徴とされ、風水では西側に植えると吉。
香り高い葉は観葉植物としても人気。
鉢の選び方
サイズ: 10号以上の大きな鉢を選ぶと良いです。
素材: 通気性の良いテラコッタやプラスチック製の鉢が適しています。
土の配合
用土: 水はけが良く、栄養豊富な土を使用します。市販の果樹用培養土や、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土が良いでしょう。
育て方のポイント
置き場所: 日当たりが良く、風が当たりにくい場所に置きます。冬は室内に移動させると良いです。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、過湿には注意しましょう。
剪定: 定期的に枝を剪定して新芽を吹かせることで、実付きが良くなります。
植え替え
頻度: 2年に1回を目安に植え替えを行います。鉢底から根が見えてきたら植え替えのサインです。
おすすめの品種
マイヤーレモン: 甘みがあり、ジュースやお菓子に最適です。
リスボンレモン: 比較的寒さに強く、育てやすい品種です。
レモンの木を鉢植えで育てることで、家庭でも新鮮なレモンを楽しむことができます。
4..オリーブの木
シンボルツリーとしても人気があり、実を収穫してオリーブオイルを作ることもできます。
オリーブの木を育てるのは比較的簡単で、庭や鉢植えで楽しむことができます。
🫒オリーブの木は、平和の象徴として知られ、観賞用にも果樹としても人気の高い常緑樹です。以下に、育て方・品種・文化的背景などを詳しくまとめました。
🌿 基本情報
項目 | 内容 |
学名 | Olea europaea |
科名 | モクセイ科 |
原産地 | 地中海沿岸、小アジア |
樹高 | 1〜5m(鉢植えでは1〜2m程度) |
特徴 | 銀緑色の細長い葉、白い花、小さな果実 |
開花時期 | 5〜6月 |
収穫時期 | 10〜11月 |
花言葉 | 「平和」「知恵」 |

🪴 育て方のポイント
☀️ 光と置き場所
日当たりの良い場所が理想。屋外管理が基本。
室内では窓際など、6時間以上の光が確保できる場所が望ましい。
💧 水やり
春〜秋:土が乾いたらたっぷり。
冬:控えめに。乾燥気味に管理。
🌡️ 温度管理
耐寒性は-5℃程度。寒冷地では鉢植えで冬は室内へ。
耐暑性・乾燥性は非常に強い。
🌱 肥料
春(3月)・夏(6〜7月)・秋(10〜11月)に緩効性肥料。
肥料焼けに注意し、規定量を守る。
✂️ 剪定と植え替え
剪定:1〜3月中旬が適期。風通しを良くし、樹形を整える。
植え替え:2〜3年に1回。春(3〜5月)または秋(9〜10月)がベスト。
🫒 実の特徴と収穫
自家結実性が弱い品種が多く、2品種以上のペア植えが推奨。
実は渋みが強く、生食には不向き。塩漬けやオイル加工が一般的。
熟すと緑→赤→黒へと色が変化。
🌸 人気品種と特徴
品種名 | 特徴・用途 |
ネバディロ・ブランコ | 受粉樹として定番。樹勢が強く育てやすい |
ルッカ | 自家結実性あり。家庭栽培に人気 |
ミッション | ハート型の葉。観賞用にもおすすめ |
チプレッシーノ | 直立型で狭いスペースでも育てやすい |
アルベキナ | 小粒で香り高いオイル向け |
🧧 文化・風水・花言葉
ギリシャ神話では「知恵の象徴」としてアテナが人々に贈った木。
旧約聖書ではノアの方舟に戻った鳩がオリーブの葉をくわえていたことから「平和の象徴」に。
風水では「邪気払い」「家庭円満」「良縁を導く」とされ、玄関やリビングに置くと吉。
🌡️ 環境管理
日当たり
オリーブの木は日光を好むので、1日6時間以上の日当たりが必要です。屋外で育てる場合は、風通しの良い場所を選びましょう。
温度
耐寒性はありますが、冬は霜に注意が必要です。寒冷地では鉢植えにして冬は室内に取り込むと良いでしょう。
土と鉢
土: 水はけの良い土を使用します。市販のオリーブ専用土や果樹用の培養土が適しています。
鉢: 鉢植えの場合、底に排水穴のある鉢を使用し、鉢底には鉢底石を敷きます。
水やり
頻度: 春から夏の生育期には土が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は控えめにし、10日に1回程度で十分です。
方法: 鉢植えの場合、鉢底から水が流れ出るくらいしっかりと与えます。
肥料
時期: 春から秋にかけて、2ヶ月に1回程度、緩効性の化成肥料を与えます。
方法: 鉢の縁に置き、水やりのたびに少しずつ溶け出すようにします。
剪定と植え替え
剪定: 2月頃に不要な枝を剪定し、風通しを良くします。
植え替え: 鉢植えの場合、1〜2年に1回、根詰まりを防ぐために植え替えを行います。適期は4〜5月です。
病害虫対策
害虫: アブラムシやカイガラムシに注意し、見つけたらすぐに駆除します。
オリーブの木は観葉植物としても楽しめますし、数年後にはオリーブの実を収穫できるかもしれません。育てる過程を楽しんでくださいね!
これらの植物は、育てる楽しみと収穫の喜びを同時に味わえるのでおすすめです。




