多肉植物の基本的な育て方
- アサマプランツ
- 2024年8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年8月13日

多肉植物の育て方についてお伝えしますね。多肉植物は比較的育てやすいですが、いくつかのポイントを押さえるとより元気に育てることができます。
基本的な育て方のポイント
日当たり: 多肉植物は日光を好みます。日当たりの良い場所に置くと良いでしょう。ただし、真夏の直射日光は避け、半日陰に置くのがベストです。
水やり: 水やりは控えめに。土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。特に冬場は水やりを控えめにし、休眠期にはほとんど水を与えないようにします。
土: 水はけの良い土を使用します。市販の多肉植物用の土を使うと便利です。
市販の培養土
初心者には、市販の「多肉植物専用の培養土」を使うのが便利です。これらの土は、軽石や赤玉土、鹿沼土などをベースにしており、水はけが良く作られています。
自分で配合する場合
自分で土を配合する場合、以下のような組み合わせが一般的です3:
赤玉土(小粒):3
鹿沼土(小粒):3
軽石(小粒):2
バーミキュライト:2
この配合をベースに、育てる環境や植物の種類に応じて調整すると良いでしょう。例えば、乾燥しやすい環境ではバーミキュライトを増やし、湿りやすい環境では軽石を増やすと良いです。
注意点
通気性と排水性:土の粒が細かく均等で、通気性と排水性が良いものを選びましょう。
保水性:適度な保水性も必要です。水はけが良すぎると乾燥しすぎることがあります。
清潔さ:無菌で清潔な土を使うと、病害虫の発生を防ぎやすくなります。
温度管理: 多肉植物は寒さに弱い種類が多いので、冬場は室内に取り込むか、寒さ対策を行いましょう。
植え替え: 成長に伴い、1~2年に一度は植え替えを行います。春や秋が適しています。
よくあるトラブルと対策
葉がしおれる: 水不足が原因かもしれません。土が乾いている場合は水を与えましょう。
葉が黄色くなる: 過剰な水やりが原因です。水やりの頻度を減らし、土が乾いてから水を与えるようにします。
害虫: アブラムシやカイガラムシがつくことがあります。見つけ次第、取り除くか、専用の薬剤を使用します。
以下のような害虫が多肉植物に被害を与えることがあります:
カイガラムシ:
乾燥した環境を好み、植物の汁を吸います。
ピンセットやブラシで取り除くか、消毒用アルコールを使って駆除します。
ハダニ:
非常に小さく、葉や茎の汁を吸います。
水をかけて流すか、殺ダニ剤を使用して駆除します。
アブラムシ:
新芽やつぼみに群生し、植物の汁を吸います。
水をかけて流すか、殺虫剤を使用して駆除します。
ナメクジ:
夜間に活動し、葉や茎を食害します。
見つけ次第捕殺するか、ビールトラップを使用します。
ネジラミ:
根に付着し、植物の生育を阻害します。
根を洗い、新しい土に植え替えることで対処します。
多肉植物を増やす方法
挿し木:
茎を切り取り、切り口を乾燥させます。
乾燥した切り口を土に挿し、根が出るまで待ちます。
根が出たら、通常の水やりを開始します。
葉挿し:
健康な葉を親株からもぎ取ります。
もぎ取った葉を乾燥させ、土の上に置きます。
根が出るまで水を与えず、明るい日陰で管理します。
根が出たら、土に植え替えます。
株分け:
親株から子株を分けます。
子株を新しい鉢に植え替え、通常の水やりを開始します。
多肉植物は種類も豊富で、育てる楽しみがたくさんあります。ぜひ、いろいろな種類を試してみてくださいね!🌵